量子力学〈2〉
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商品カテゴリ: | 物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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セールスランク: | 31674 位
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現代物理学の真髄
本書は言わずと知れた名著中の名著である。本書は朝永量子力学の第2巻で主に量子力学の中でも波動力学を扱った名著である。読めば独特な味があり面白い。本書を読んで量子力学の単位が取れる保障はないが実力をつけるにはいい。量子力学の教科書としてはとりあえず手頃な分量で一通りのことが学べる量子力学:小出(裳華房)を参照すればよいであろう。
最高の量子力学の本
量子力学の教科書はあまた存在するが、もし、一冊だけ選べ、といわれたら、この本をおいてほかにない。この本には、単なる計算技術に終始しない、思想としての量子力学が存在する。とりわけ教育的なのは、ド・ブロイ場の方程式とシュレディンガー方程式の差をきちんと論じている箇所である。物理学徒のなかには、ド・ブロイの方程式とシュレディンガー方程式の形が同じであるため、全く同一の対象を指示していると勘違いしている人がいるが、この点について、大変明確な差異を論じてくれている。計算技術だけでない、本当の量子力学の姿を知りたい方は、是非、読んでみてください。
物理系学生必読!
量子力学は、ニュートン力学や電磁気学と異なり、通常の感覚が通じないミクロの世界に適用される学問であるため、優れて数学的な装いをたたえている。そのため、始めて量子力学を習う物理の学部生にとって、本質的な物理を見失ってしまう恐れがある。ディラックの量子力学のようなスタイルの、公理から演繹するようなタイプの本が最近多いが、これらの本は量子力学が明瞭に理解された後に書かれたせいか、整理されすぎ、数学的にエレガントになっている分、初学者には、その数学の物理的意味がかえってわかりにくい。その点、朝永先生自らの手になる本書は、量子力学の歴史をたどるスタイルが少し古くさく、かつ泥臭い印象を与えるが、先生自身が、自分の目の前にいて、考えて考え語りかけてくれているような感じがあり、非常に物理をとらえやすい。私も量子力学が分からず、苦しんだ時期があったが、この本を読むことでかなり理解が進み、名著だ、と思った。量子力学を学ぶ者は、同書の上巻はとばしても差し支えないが、まずこの下巻は確実に読破すべきであろう。この本の後で、ディラックやJ.J.Sakuraiを読むと良いだろう。
みすず書房
量子力学 (1) (物理学大系―基礎物理篇) スピンはめぐる―成熟期の量子力学 新版 角運動量とスピン―『量子力学』補巻 量子力学―ランダウ=リフシッツ物理学小教程 (ちくま学芸文庫) ディラック現代物理学講義 (ちくま学芸文庫)
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