美しい人になるために是非・・・
この本には美しく生きるためのすべての条件が書かれていました。 普段の生活の中でのちょっとした身だしなみや美しい立ち振る舞い、女性らしいの何事に対してもの繊細な心遣い、すべてのものへの愛情にあるれる心、そういったものが本当に大切なんだということ、そしてそれが美しくなるため、幸せになるための条件なんだ!と感じさせてくれる本でした。詩の様な美しい言葉でわかりやすく書かれてあって、どの言葉も中原さんの愛情がたくさんこもっていました。驚くべきことは、女性のあるべき姿や幸福論を美しい言葉で書かれたのが男性の中原さんだということです。こんなに素晴らしい感覚をもたれていたんだと感心させられます。男性の方にも是非読んで頂きたいです。何度も何度も読み返したくなる素敵な本です。
女性のあり方は今も昔も不変。
とってもいい言葉が沢山かいてあり、はっとさせられます。 中原淳一さんは今も昔も不変の、女性のあり方についてこんなにもしっかりとしたものをもたれているのがステキです。昭和初期にかかれたものなのに全然古風な感じがしないのです。これはすごいことだと思います。中原淳一さんのおっしゃることをこの本を通じて好きになった、という人がいたら、これにとどまらず、どうぞ「しあわせの花束ー中原淳一エッセイ画集」をお読みください。「美しく生きる言葉」は「しあわせの花束」の抜粋編みたいなものですから。
愛読書として
こういった本にあまり興味はなかったが、興味がないことがそもそもいけないのだと思い手にとってみた。 そして読めば読むほど身につまされ、落ち込むほどであったが、幸せに生きるということと美しく生きるということには共通点が多く、おそらく男性が読んでもきっと役に立つ内容である。 それにしても中原淳一という人はなぜこんなにも女性のことを良く分かっているのだろうか。 一度読んだだけでは消化できないので事あるごとにこの本を開き自分を見つめなおしたい。 でもやっぱり男の人にここまで言われてもなあ、、、と引いてしまうような美しすぎる言葉もあった事を付け加えておく。 とにかく他人からの視線に敏感にならないと美しい人にはなれないようだ。幸せな人にも。 一つ思うことをしたら、一つ幸せだなあ、とつぶやく。 そんな努力が美しい人生を形づくっていくようだ。
イースト・プレス
中原淳一の幸せな食卓―昭和を彩る料理と歳時記 (集英社be文庫) しあわせの花束―中原淳一エッセイ画集 (コロナ・ブックス) あなたがもっと美しくなるために ひまわりみだしなみ手帖―中原淳一エッセイ画集〈2〉 (コロナ・ブックス) 美しく生きる―中原淳一その美学と仕事 (別冊太陽)
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